ニューカレドニアは観光産業には前向きではない
世界自然遺産のラグーンがあり、見どころ満載の離島が散在するニューカレドニア。
しかし、ニューカレドニア自体は
観光を積極的に推し進めているわけではないんです。
ニューカレドニアの観光に対する姿勢はというと・・・
「綺麗な景色が沢山あるんです、ぜひ見にきてください!」
ではなくて
「綺麗な景色が沢山あります、見たいならどうぞご自由に」
という感じ。
空港があって、ホテルがあって
必要最低限のハードはありますが
街中にトイレがほとんどなかったり、市内の交通が限られていたり
旅行者にとっては、少々不便なことも多い国ではあります。
逆に言うと、ニューカレドニアにとってはそれでいいのかもしれません。
あまり観光客が増えすぎると
せっかくの自然が壊されてしまうこともあるでしょうから。
ニューカレドニアは、自分たちの損になるような観光客は求めません。
フランス本土に来る中国人旅行者のマナーがあまりにも悪すぎるということで
ニューカレドニアでは中国人へのビザはほとんどおりないようです。
日本人に対してはどうでしょうか?
日本は、『天国に一番近い島』でニューカレドニアを有名にし
日本からの資本でウベアにホテルが作られ
雇用をもたらしました。
もちろん、それに対する賛成・反対はあるでしょうが
日本人観光客はマナーが良く、歓迎されているようです。
街中でも結構日本語の看板を見かけますし、主要なレストランでは日本語メニューがあります。
日本人観光客にとっては
非常にありがたいことです。
私が、実際に行った感想では
日本語表記率は、ハワイ並みではないでしょうか?